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【出演】高橋ターヤン、てらさわホーク、多田遠志
【ご意見番】高橋ヨシキ（映画ライター、デザイナー）
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地球は海！ 映画も海！
生活の中で、ふいに大海原に想いを馳せてしまうことがあるのは、地球上すべての生物の源が海にあるからだと考えられています。
青空の下、どこまでも続く水平線。
未だに未知な部分がほとんどだという、光も届かない深海……。
曇天に荒れ狂う海原。
寄せては返す夜のさざ波。
度を超えたアホ若者がビーチパーティしている海も、ひとりぼっちの手漕ぎボートが沖合で途方に暮れている海も、バカでかタンカーが座礁してにっちもさっちも行かなくなっている海も、身を投げようとする犯人を説得している岩場の海も、未知の生物に襲われる調査船が浮かぶ海も、片足片目の海賊がオウムを肩に乗せて望遠鏡を覗きこんでいる海も、豪華客船が氷山に引っかかって真っ二つに割れて沈む海も、それぞれ時代は違えど全ては物理的に繋がっているのです。
地球のほとんどが海であることを考えれば、ほとんどの映画の舞台は海であってもよいのでは？という具合に物事を大きく捉えることで、目の前の問題から解脱し、一時的に心の安寧を得よう！何ならお酒も飲んじゃおう！という、でっかく構えつつも緊急回避も出来るという2021年を生きる我々の心の拠り所になるようなイベントです。
要するに、海が出てくる映画を紹介し合いながらお酒を飲む人たちの様子を見ながらお酒でも飲んでくださいヨ！という楽しいご連絡です。
